小学校教師のやりがい

勉強を教える以外のサポート

仕事をする上でモチベーションを高める一つの要素となるのはやりがいです。
自分がやっていることが、果たして社会的に何か意味があるのかを考えると、最終的にはやりがいのない仕事はやりたくないという結論に達する方もいるでしょう。
それでは、小学校教師のやりがいにはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、小学生というのは著しく成長をしていく時期であり、自分の教え子の変化を観察することができます。
春先はどうしようもなかった子が、翌年には優等生になっているということも珍しくありません。
以前はできなかったことが、いつの間にかできるようになっている、上達しているということもよくあります。

そのような変化を実感することができるため、それが仕事のやりがいにつながっていくでしょう。
小学校教師というのは、生徒と近い関係の中で長い時間を過ごしていくことになります。
その間には色々なことが起きるでしょうが、最終的にはそれらは良い思い出として残るでしょう。

ひょっとしたら実の親以上に子供に対して思い入れを持つようになるケースも少なくないでしょう。
特に小学校一年の頃から面倒を見てきた生徒が卒業していく瞬間というのは感慨深いものです。
卒業した後、その子供たちがどのように成長していくのかに思い馳せることができるのは、幸せなことでしょう。

教師をしていると色々と思い通りにいかないことがあります。
そんなことがあったとしても、周りの教師や生徒の力を借りることによって、上手く問題を解決して、教師としての仕事を進めることができます。
多くの方と協力をして仕事をしているという実感を持つことができて、それがやりがいにもつながるでしょう。

どのような喜びがあるのか

上記のように色々な喜びが小学校教師の仕事には存在しています。
小学校というのは色々なイベントがありますが、それらを成功させた時には大きな喜びを得られるでしょう。
運動会や文化祭、合唱コンクール、卒業式といったものがあり、それぞれ生徒と協力をしながら成功させるための活動をすることになります。

途中、色々な困難があるかもしれませんが、最終的に成功することができれば、生徒と一緒に喜びをわかちあうことができます。
このような経験は小学校教師でないと味わうことができないでしょう。
また、こども好きの方にとっては、身近に子供がいることを感じられるためにそれだけでも大きな喜びとなるでしょう。

ただし、注意してもらいたいこととして、やりがいがあるからといって、無理をしてはいけません。
自分の健康に気をつけることが最も大切なことであり、健康を害するような無理な働き方はしないようにしましょう。
それを守って働くことができるならば、とてもやりがいのある仕事となるでしょう。