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教育に携わりたいと思う人は多く、大学の教育学部はどの大学も人気です。
高校教師になるには、教員免許が必要です。
その教員免許を取得するためには決められた規則に基づく必要があります。

自分勝手に教師をするということはできません。
今日は、高校教師になるための方法を説明します。
教師も小学校・中学校など幾つかありますが、教師とは教え方や教える内容が随分と異なります。

免許

高校の教師になるためには、高等学校教諭普通免許状が必要です。
この免許には、1種と専修の2種類があります。
1種は大卒で、専修は大学院卒になります。

1種の場合の受験資格は、4年制大学で所定の教科を40単位以上、もしくは専門科目を19単位以上取得し、その大学を卒業すること。
これが最も一般的に免許を取得する方法です。
この方法とは別に、臨時免許を既に取得していると、教職経験5年以上、もしくは一定の条件を満たすかどうかで判断します。
専修の場合では、4年制大学で1種と同等の単位を取得、大学院で所定の教科もしくは教職専門科目の24単位を取得し、修了すること。

もしくは、1種取得後、教職の経験を3年以上し、一定の要件を満すことです。
資格を取得するための、メインの単位取得ですが、これは4年制大学もしくは短大で取得することができ、学部によりますので、各大学の学部案内で確認ください。
高校の教諭は5教科全てを教えるわけではなく、国語や数学などの専門の分野を教えることになりますので、それぞれ得意の分野の単にを取得していくことになります。

資格取得後

高校の教師になるために、資格を取った。
これはあくまでも、教師になるために必要な最低条件を満たしただけであって、ここからさらに採用に向けてアクションを起こさない限り教師にはなれません。
公立高校の場合、定期的に開催される各自治体の採用試験を受験し、合格しなければいけません。

合格してはじめて、名簿に登録され、欠員が出れば採用されることになります。
資格はあくまでも、通過点に過ぎません。
私立高校の場合、学校独自で採用試験をしています。

リクルートと同じように思って間違いありません。
○○高等学校という会社に採用してもらう必要があります。
もちろん資格は取得していることが前提です。

科目はそれぞれあるにせよ、高校の教師になることは狭き門ですし、取得は取ったがなかなか採用に恵まれず、教師になれなかったという人もたくさんいるぐらいです。
各自治体や学校側も毎年新しい教師を採用することはできません。
会社であれば、新入社員として教育期間が設けられることも多いですが、教師の場合、教師を育成する期間はとても少なくないところも多いです。