どんな職業でやりがいはそれぞれありますが、ここでは教師のやりがいを見てみましょう。
毎日感じることのできるやりがいや、長期スパンを通してこそ分かるやりがい。
学生にとっても、やっぱり教師は思い出に残ったり、何かを考えるきっかけになったりして欲しいですし、卒業してからも印象に残る先生はやっぱり、人間的にも魅力がたくさんあるんだと思います。

教師とは言っても、小学、中学、高校と異なります。
また高校は義務教育期間から外れるので、極端に言えば行かなくてもよいところです。
それでも大半の人は高校に行きます、自主的に行く高校の教師こそ、オリジナルな感性の持ち主であることを期待したいところです。
特に高校は大学受験のために行く、すなわち学業のためと思われている親御さんも多いですが、そうではありません。
人間の育成の最終形が司られる期間でもあります、多いに学び、人、物多くのものに触れて知ることが大事な時期です。

日々の成長

やりがいの1つに感じるのが日々の成長。
お友達ごっこの期間から抜け出し、自分がどうしたいのかがしっかり見えてくる頃。
教師とも対等な大人の会話をすることができ、日頃から物事をじっくり考えている教師なのか浅はかな考えしかないのかがすぐに分かります。

たまに、大人ぶってと思うようなこ発言があっても、若さゆえ。
物事の捉え方が斬新で、突拍子もないことを思い付いたり、アイデアだって大人よりはるかに優れています。
そんな会話ができるのは高校生だからこそ。
教師は日々の忙しさやに忙殺されがちですが、自分の若かりしころを振り返る良い機会にもなります。

目標達成に向けて

やりがいのうちの1つ、学生1人1人の目標にむかって一緒に歩めること。
学力が足りないけど、どうしても○○大学に進学したい。そんな学生も1人や2人ではありません。

頭ごなしに大人の意見を押し付けず、一緒に向き合って勉強したり、時には励まし、その成果が出た時の感動は教師にしか味わうことができません。
あまり出来の良くない学生さんが、第一志望の大学に合格する、なんてミラクルはどこにでもあるわけで、そのミラクルを起こさせるために、教師はあるようなものです。
学生のやる気、伸びしろを強く信じ、そして見守り続けることは、教師にとっての大きなやりがいにつながります。
出来の悪い子ほど可愛いという諺もあります、手のかかる学生ほど、伸びしろが多く、飛躍します。

将来を見届ける

やりがいの1つ、将来を見届けることができる。
意外な学生が、意外な職業について成果を出したり、

大人になった当時の学生が先生を思い出して訪ねてきたり。
そんな時の教師たるもの。
感動しかありません。
どんなにやんちゃだった学生も、大人になれば見違えるほどの成長を遂げているわけで、そのギャップを見て幸せな気持ちになるものです。